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人生100年時代の眼の健康情報サイト

眼の健康は人生を豊かにしてくれる

よく、「人は情報の8割以上を眼から得ている」といわれます[1][2]
例えば映画やテレビ、インターネットの動画をみる、写真を撮る、読書する、スポーツをする/みるとき、映像や画像が眼から脳に伝えられることで豊かな気持ちが芽生え、楽しくなります。

また、ふだんの生活(歩く、歯をみがく、料理をする、食べる、服を着る、外に出る、など)でも、眼は大切な役割を担っています。
もし、眼が見えにくくなったとしたら…今までの楽しみや生活、そして自分らしい人生のプランが大きく変わってしまいます。
眼の健康を保って、人生を豊かなものにしていきましょう。

眼の健康は、健康寿命にも影響を及ぼす可能性も

健康寿命は、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を指します[3]。健康寿命は平均寿命と比べ、男性では約9年、女性では約12~13年短いとされています[4]

【平均寿命と健康寿命[4]

平均寿命と健康寿命の図

毎日を何の支障もなく、自分らしく、楽しく過ごすためには健康寿命を長くすること、言いかえると体が動かなくなるような状態にならないことが大切です。

眼が見えにくくなることで、普段の生活での困りごとが増えます。
また、「藤原京スタディ」[5]という日本の研究によると、視力が悪い人は良い人より2倍以上認知症になりやすいことがわかりました。
このデータはあくまで一例ですが、眼の健康は決して眼だけの問題ではなく、めぐりめぐってふだん通りの楽しい生活や健康寿命にも影響を及ぼすことがわかります。

  1. 教育機器編集委員会(委員長石川淳二編) : 産業教育機器システム便覧 第1版,日科技連出版社, 4, 1972.

  2. 社団法人照明学会編 : 屋内照明のガイド, 電気書院, 東京, 1978.

  3. 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会,次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会 : 健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料, 平成24(2012)年7月

  4. 厚生労働省 健康局健康課 : 健康寿命延伸への取り組み, 2017年12月7日

  5. Mine M, et al. : Biores Open Access, 2016, 5(1), 228-234