サポートされていない古いバージョンのInternetExplorerを使用しているようです。ブラウザを最新バージョンのMicrosoftEdgeに更新するか、Chrome、Firefox、Safariなどの他のブラウザの使用を検討することをお勧めします。

加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)の情報サイト

監修:
北野病院 病院長
吉村長久先生

もし加齢黄斑変性だと診断されたらどのように治療するのか、みてみましょう。滲出型加齢黄斑変性(しんしゅつがたかれいおうはんへんせい)の治療には、下記のような様々な治療法があります。

VEGF阻害剤による治療(VEGFそがいざいによるちりょう)

体の中には、脈絡膜新生血管の成長を活性化させるVEGF(ブイイージーエフ)(血管内皮増殖因子)という物質があります。VEGF阻害剤による治療は、このVEGFの働きを抑える薬剤を眼内に注射することにより、新生血管の増殖や成長を抑制する治療法です。

VEGF阻害剤による治療イメージ

光線力学的療法(こうせんりきがくてきりょうほう)(PDT:photodynamic therapy)

光線力学的療法は「PDT」ともよばれる治療法で、
(1)光に反応する薬剤を腕の静脈から注射した後、
(2)病変部にレーザーを照射する、
という2段階で構成される治療法です。
この治療により、正常な組織に大きな障害を与えることなく、新生血管を閉じることが可能です。

光線力学的療法イメージ

レーザー光凝固術(ひかりぎょうこじゅつ)

新生血管をレーザー光で焼き固める治療法です。
新生血管が中心窩にない場合の治療法として確立されていますが、周囲の正常組織にもダメージを与える問題があります。新生血管が中心窩にある場合はほとんど実施されません。

レーザー光凝固術イメージ

サプリメント(加齢黄斑変性の進行予防に使用されることもあります)