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LGBTQ+と医療の情報サイト

はじめに

日本で行われたいくつかの調査結果によると、LGBTQ+(性的マイノリティ)と自認している人は約3〜9%。私たちは、LGBTQ+の方々が医療機関を受診した際に不快な経験をしたり、適切な医療を受けられなかったりする事例を減らしたい、という想いで医療関係者のAllyを増やすための活動を行っています。

このサイトは、e-ラーニングを修了し、Allyを表明した医師を検索することができる「Ally表明医師マップ」です。対応可能な範囲はそれぞれの医師で異なりますが、医療が必要だと感じたときなどに、ぜひお役立ていただければ幸いです。
なお、当サイトは、2023年内の正式リリースを予定しています。

*Ally(アライ)は、もともと英語で「味方」や「支援者」、「支持者」を意味する言葉で、LGBTQ+について理解し寄り添う支援者を指します。

マップにもご登録いただいている亀田ファミリークリニック館山の先生方が新聞の取材を受けられてAlly表明医師マップの事もご紹介いただきました。
記事:「性的少数者も受診しやすい環境に 問診票の性別欄/見た目で判断 見直す現場」 朝日新聞,2024/02/07,20面

*朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。承諾番号:24-0901

 

私たちの取り組みにご共感いただいた医療関係者の皆さまへ

e-ラーニングの受講や、Ally表明医師マップへの登録を希望される医療関係者の皆さまは、こちらのページをご覧ください。

一般社団法人にじいろドクターズ

ロゴ画像:一般社団法人にじいろドクターズ

医療にかかるとき、自分のセクシュアリティをどこまで話していいかわからない。嫌な言葉をかけられないだろうか。同性パートナーをちゃんと家族として扱ってもらえるだろうか。LGBTQ+の人たちは、医療を受ける際に様々な不安を抱えています。どんな性のあり方であっても医療を安心して受けられる社会を実現するために、このAllyマップは生まれました。医師がAllyを表明することは、LGBTQ+の知識が完璧であることではなく、支援したい、関わりたいという姿勢や思いから始まると考えています。このAllyマップを通して、地域で暮らす人たちに医療を適切に届けたい、そんな思いを持つ医師と皆さんが出会えることを願っています。

一般社団法人にじいろドクターズ

まるっとインクルーシブ病院の実装プロジェクト

ロゴ画像:まるっとインクルーシブ病院の実装プロジェクト

「私がAlly(支援者)と言ってもいいのだろうか」、まるっとインクルーシブ病院の実装プロジェクトの学習会に参加した医療関係者から必ず出る質問です。私たちは「知ろうとする姿勢、学ぼうという行動をしている時点でAllyと考えます」と伝えるものの、その証明はむずかしいとも感じます。本プロジェクトは、企画者がそのことに真摯に向き合い、学習の場とコミュニティ作りを提供し、Ally表明する医師を可視化する試みです。

この試みを通して、皆さんの医療アクセスがより身近で安心なものになるように私たちも関わっていきます。完璧ではないと思いますが、皆さんがAlly表明した医師と医療機関で出会うことで、医療関係者がそのニーズを実感し、より適切な受診環境を整える推進力になると期待しています。互いに伝え合う関係を築きながら、共に育んでいけるように、ぜひご活用ください。

まるっとインクルーシブ病院の実装プロジェクト